証券会社の出世コースは?勝ち組はどこなのか

皆様こんにちは。
今回は証券会社の出世コースについて説明していきます。

・証券会社にはどんな部署があるんだろう
・証券会社に入ったけどどこの部署を目指せばいいのだろう
・証券マンの花形部署はどこだろう

こうした疑問は全てこの記事で解決させていただきます。

目次

証券マンの出世コースは大きく2パターンに分かれる

早速ですが証券マンの出世コースについてお話していきます。証券マンは大きく2つのコースにわけて出世街道を歩んでいきます。一つ目はリテール営業職として、営業を極めていく道です。もう一つは、本部の人気部署に行く道です。それぞれ以下より詳しく解説していきます。今回は初期配属がリテール営業であることを前提にお話しようかと思います!

営業職として支店で登りつめるコース

まずは営業職として支店で登りつめる出世コースがあります。よくあるキャリアパスとしては若手として地方支店で高い結果を出した後、首都圏あたりの旗艦店で出世し、支店長クラスになるまでそのまま営業し続けるというコースです。このような出世街道を経るためには、営業で圧倒的に成果を出すことが必要になります。支店長クラスになるのは同期のなかで上位3.4名くらいなので、成績もしてもそれくらいの順位が求められます。

また、近年では証券会社の支店総数は縮小傾向にあるので、将来支店長のポジションを目指す頃には更に競争が激化するかと思われます。20年後や30年後を見据えるとこのキャリアを目指すべきなのかは要検討かもしれません。

本部の専門職で登りつめるコース

次に本部の専門職で登りつめるコースになります。このキャリアパスを歩むのは大きく2パターンで、1パターン目は初期配属で営業支店に配属され、そこで圧倒的な成績を出した後に専門職へいくパターンです。2パターン目は、初期配属で首都圏の大型店に配属され2.3年後に専門職へいくパターンです。こちらは、東京一工などの難関大を卒業しており、尚且つ証券アナリストやAFPなど難関資格を保有している人に多いキャリアパスになります。

本部の専門職のなかでも、花形と呼ばれているのは「投資銀行部門」や「マーケット部門」など大企業との取引が行われるところになります。以下はみずほ証券の組織図です。

出典:会社概要 | みずほ証券 (mizuho-sc.com)

この組織図のなかで言うと、「グローバル投資銀行部門」や「グローバルマーケッツ部門」が花形部署に該当します。また、それ以外にも企画部やITシステム部なのがあり、こうしたキャリアも周囲から羨ましがられることは多いです。

 

本部の専門職にはどうすれば行けるのか

証券会社に所属する人には、本部の専門職を志望している人も多いです。ここでは実際にどのようにすれば本部の花形部署に異動できるのか解説していこうと思います。

圧倒的な営業成績を出すこと

まずは圧倒的な営業成績を出すことで本部に行く可能性を高めることができます。基本的に証券会社は利益を出してくれる社員には長く会社にいて欲しいため、そうした社員の希望を最優先に考える仕組みになっています。そのため、圧倒的な営業成績を出した後で本部希望を提出すれば概ね通るかと思います。

ここで重要になるのは圧倒的な営業成績であることです。本部希望の人は営業マンのなかにも非常に多いため、少しでも埋もれてしまうと人事からも見つかりにくくなります。本部希望の人はそのくらいの成績が必要になることを覚悟しましょう。

学歴と資格で武装すること

高い学歴と難関資格を保有することで、本部専門職に行く可能性を高めることができます。ここでいう高い学歴とは東京一工や理系院生などを指します。また、難関資格とはCFPや証券アナリスト、公認会計士などが該当します。証券会社には元々高学歴の方が多いので、人事に評価されるためにはそのなかで更に突き抜けている頭脳を持つ必要があります。

また、学歴と資格さえあれば本部専門職に必ず行けるという訳ではなく、営業成績があまりにも低いと花形部署へいく可能性も下がってしまうので、油断せずに臨みましょう。

上司に気に入られること

原始的な手段ですが、上司に気に入られることで異動の可能性を高める方法があります。特に、「本部部署と繋がりを持った上司」や「本部にいる上司」などに気に入ってもらえると有利に働く事があるでしょう。実際こうした人に気に入られると、推薦状を書いてもらえたり、融通を効かせてもらえる可能性があります。

ただし、もちろんこれだけで異動できる事はありませんので、あくまで営業成績や学歴があることが前提になります。本部側も全く強みのない人を温情だけで入れてはくれないので、これは補助的な役割として考えておきましょう。

証券会社の内定にオススメの就職サイト

ここでは、証券会社を目指す方にオススメの就職サイトをご紹介します。

金融業界へ就職する方のほとんどは、下記サービスを利用しているため
まだ登録していない方は今のうちに登録しておきましょう。!

就活生向け オススメの理由
OfferBox

・業界最大級のオファー型就活サイトであり圧倒的な実績を持つこと
dodaキャンパス

・業界大手である「ベネッセ」の運営する就職サービスであること

・大手からベンチャーまで7600社が登録

キャリアチケットスカウト

・業界大手「レバレジーズ」が運営するオファー型就活アプリ

・オファーが来ることで、色んな企業を知るきっかけになる。

 

転職者向け オススメの理由
リクルートエージェント ・業界最大級の転職サイトであり圧倒的な実績を持つこと

・非公開求人などの紹介も多数

DODAエージェントサービス ・業界大手である「パーソルキャリア」の運営する転職サービスであること

・非公開求人の紹介も多数

アクシスコンサルティング ・コンサル業界への転職に特化

・キャリアアドバイザーがコンサル業界出身者で構成

 

まとめ

今回は証券会社の出世コースについて説明していきました。2パターンを紹介しましたが、どちらも熾烈な競争になりそうですね。ライバルの多い環境で頑張りたい人にはもってこいです!どこの会社でも出世争いはあるので自分の目標と折り合いをつけながら頑張りましょう!

著者情報

証券会社に就職後、メガベンチャー企業に転職。就活生及び転職者向けに金融業界の就職対策や働き方について発信しています。保有資格は証券外務員1種・証券外務員2種・AFP。

目次
閉じる