皆様こんにちは。
今回は証券会社の寮生活について解説していきます。
寮っていまでもあるの?
食事はどんなものが出るの?
私生活でも上下関係は厳しい?
こういった疑問は全てこの記事で解決させていただきます!
いまでも証券会社に寮は実在するのか
結論から言うと証券会社に寮の設備はあります。最近では福利厚生として寮ではなく社宅に変わってきていますが、それもまだまだ一部であり、寮で暮らす人が多いです。とはいえ、必ずしも寮生活を強いられることはなく、基本的には選択制で実家や自分でアパートを借りて暮らすか、会社の寮で暮らすのかを選択できるかケースが多いです。これは、社員一人ひとりのライフスタイルを尊重しているからであり、実家でご両親の介護が必要な場合などにはその要望を聞いてくれるかと思います。(勤務先の会社規定によって変わる場合があります)
入社一年目においては自身で家賃を払ってアパートに住むよりも、寮生活にしたほうが断然安く済むのでそちらを選択する方が多いです。人と暮らすことに抵抗のない方は、寮生活を選んだほうがお得ですね。
みずほ証券の場合
みずほ証券の公式サイトを見てみると福利厚生制度の住宅関連制度として、独身寮が設けていると明記されています。また、そのほかにも借上社宅や住宅補給金も整えられています。
出典:ワークライフマネジメント・福利厚生|新卒採用情報|みずほ証券株式会社 (mizuho-sc.com)
みずほ証券の入社を検討されている方は、これらの諸制度があることも含めて検討してみてもいいかもしれません。
大和証券の場合
大和証券の公式サイトを見てみると福利厚生として寮が設備されていることが分かります。
出典:福利厚生|新卒採用情報|大和証券グループ (daiwa-grp-recruit.jp)
写真をみる限りですが非常に綺麗な設備ですね。大和証券に入社を検討している方は、こうした寮での暮らしになる可能性も踏まえて考えてみてもいいかもしれませんね。
寮生活の実態
ここでは寮での生活がイメージできない方向けに、その実態を解説していきます!もちろんここは各会社の文化やその寮の雰囲気によって異なりますので、あくまで目安としてご参考にしてください!
部屋の大きさ
部屋はあまり広くありません。和室だと6畳くらいになる事が多いです。また、証券会社の寮は歴史も長く築20年以上の物件も多いため、あまり綺麗とは言えません。部屋に風呂場やトイレがない事も多く共用のものを使うことになるかと思います。
どうしても寮の事が気になる方は「〇〇証券 寮」と検索すると、その会社の寮の外観が出てくるので参考になるかと思います。
食事はどうするのか
食事は基本的に寮の方が出してくれるものを毎日食べることになります。一応、寮の食事をキャンセルして自分で買ってきたり外食する事も出来ますが、やはり寮の食事の方がコスパが良いのでそちらを選ぶ人が多いです。
献立は健康的なものが多いです。また、衛生管理の理由からか生魚や果物といったものはあまり出てきません。お酒なども出ることはありません。
上司や先輩との人間関係
人間関係については比較的ドライです。理由の一つ目は「上司達と帰宅する時間がズレているから」です。ほとんどの上司は定時が過ぎても次の日の見込み客を考えたり商品知識をインプットしているのに対して、新人や若手はおおよそ定時で帰宅することが出来ます。そもそもの生活リズムが異なるため、終業後の飲みや遊びに誘われることは少ないです。
また、もう一つの理由としては証券会社から飲み文化が無くなってきていることが挙げられます。10年程前までは毎晩のように飲み会をしていたり、先輩が自分の部屋に毎日きて騒いで帰っていくといった行為も多かったようですが、現在はアルハラの観点などからも厳しくなってますので、そういった飲み会の機会そのものが減ってきています。
ただし同期や年次の近い先輩などが寮にいる場合は、一緒に外食したり遊びに行く事も多いです。
彼女・彼氏は呼んでも良いのか
これはNGな会社が多いかと思います。たとえ寮とはいっても会社の所有する建物であるので、外部の人を入れる事が出来ないケースが多いかと思います。
また風紀面からも異性を呼ぶことはあまり好ましくなく、こうした観点からもルールとして認められていないと考えて良いでしょう。