証券会社の就職難易度は高い?勝ち組なのか

皆様こんにちは。
今回は証券会社の就職難易度について解説していきます。

・証券会社を受けたいけど、どのくらい難しいのか知りたい
・証券会社に内定したけど、周囲からの評価が気になる
・優秀な人の多い場所なのか興味がある

こういった疑問は全てこの記事で解決させていただきます!

目次

証券会社の就職難易度は高いのか

それでは早速、証券会社の就職難易度について解説致します。
今回は国内の証券会社に勤めることを前提にお話ししたいと思います。

最難関ではないが難関クラス

証券会社の難易度は難関と言えるでしょう。
それは金融業界にも以下のようなヒエラルキーが存在しており、その中で高いランクに証券会社が位置付けられているからです。

外資系投資銀行→アセットマネジメント→メガバンク・証券会社→生命保険→地方銀行・ネット銀行

また、このような序列がついているのは年収の高さが理由になります。

外資系投資銀行に勤めると初年度から年収1000万を超え、その先には3000万や5000万の道も見えています。そのため、就活生からは絶大な人気を誇っています。また、アセットマネジメントもホワイトな働き方でありながら高収入が得られることで人気です。

その次にメガバンクや証券会社が位置付けられます。年収水準で見ても30代で1000万は到達しやすい業界ですので、外資系の水準までは行かないものの、高年収であることに間違いはありません。そうした環境には優秀な人が多く集まるため、難易度も高く設定されています。

職種によっては更に就職難易度が上がる

証券会社は職種によって大きく就職難易度が変わることについても理解しておくべきでしょう。

総合職・オープンコースというのが一般的な採用であり、それとは別に部門別採用というマーケット部門やインベストメント・バンキング部門への配属が確約された採用枠があります。後者の方は採用人数も少なく、院卒も多いため、難易度は跳ね上がる事も理解しておきましょう。

例えば、こちらは野村證券の2021年度における採用実績になります。全体で293名の内定者のうち、総合職の内定者が249名となっております。それに対して、部門別コースは44名と僅か少数です。このことから、部門別コースに関してはかなり狭き門になっていることが分かります。

 

出典:野村證券の就職難易度や学歴フィルターは?採用大学や採用人数を調査 | キャリアナビ (careernavi.net)

 

証券会社は憧れの存在なのか

上記にて証券会社は就職難易度・就職偏差値が高いという説明を致しました。それでは実際の入社してみた際に、世間からどのような評価付けがされるのかについてご説明していきます。

同世代の仲間からの評価

証券会社は難関な採用試験になっているため、”就職活動を頑張った優秀な人”として良い評価を貰うことが多いです。また、社会人になると必要な税金知識やNISAなどで頼られる事も多いです。友達にとって長く付き合いたい存在になれるかと思います。

ただし営業職の場合だと仕事内容が飛び込みやテレアポが中心になるので”苦労してそう””大変そう”という目で見られてしまう一面もあるかと思います。

営業先からの評価

社会人になると自分の会社が取引先にどう思われているかは一つの大事な観点になります。取引先と良好な関係構築ができているのか、劣悪な扱いを受けるかで、働く上での精神状態も変化するからです。

その観点で見ると証券会社は、あまり良くない印象を持たれている事が多いです。例えば、資産運用で損失した経験のあるお客様などは証券会社に苦手意識を持つ方も多く、証券会社と名乗るだけで帰らされることもあります。また、新規開拓営業では中小企業への飛び込み訪問やテレアポをひらすら続けることになるので、中小企業の受付担当者などは「また証券会社がきたのか、、」とうんざりされることもあります。

家族からの評価

家族からは高い評価をもらえる事が多いです。なぜなら親世代は就職先を見るときに「大企業であること」や「安定していること」を重視しています。そのため、証券会社のような大きな規模でビジネスをしている所であると高い評価を貰えるでしょう。

証券会社の内定にオススメの就職サイト

ここでは、証券会社を目指す方にオススメの就職サイトをご紹介します。

金融業界へ就職する方のほとんどは、下記サービスを利用しているため
まだ登録していない方は今のうちに登録しておきましょう。!

就活生向け オススメの理由
OfferBox

・業界最大級のオファー型就活サイトであり圧倒的な実績を持つこと
dodaキャンパス

・業界大手である「ベネッセ」の運営する就職サービスであること

・大手からベンチャーまで7600社が登録

キャリアチケットスカウト

・業界大手「レバレジーズ」が運営するオファー型就活アプリ

・オファーが来ることで、色んな企業を知るきっかけになる。

 

転職者向けサイト 魅力
リクルートエージェント ・業界最大級の転職サイトであり圧倒的な実績を持つこと

・非公開求人などの紹介も多数

DODAエージェントサービス ・業界大手である「パーソルキャリア」の運営する転職サービスであること

・非公開求人の紹介も多数

アクシスコンサルティング ・コンサル業界への転職に特化

・キャリアアドバイザーがコンサル業界出身者で構成

 

まとめ

今回は証券会社の就職難易度について説明していきました。結論としては、金融業界のなかでも難関な部類であるとお伝えしました。部門別コースを狙う方はさらに難易度が上がります。また、家族や友人からも好印象を持たれやすいので、就職活動や転職活動において内定を取れた際には勝ち組になったとも言えます。証券会社を目指す方はこれらをモチベーションに頑張りましょう!

また、証券会社の学歴事情についても解説しておりますので、こちらもご参考ください!
【現役証券マン談】証券会社の学歴事情 高学歴ばかりなのか

著者情報

証券会社に就職後、メガベンチャー企業に転職。就活生及び転職者向けに金融業界の就職対策や働き方について発信しています。保有資格は証券外務員1種・証券外務員2種・AFP。

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